お久しぶりです、獣医師の立川です。
先月、7月の1日•2日でお休みを頂き、日本獣医循環器学会に参加してきました。
今回の学会は府中の東京農工大での開催で、
動物の循環器病、いわゆる心臓や血管の病気の新しい情報を得たり、
また、他の動物の循環器医との情報交換ができたりと非常に有意義な時間となりました。
今回の学会参加はもう一つお仕事がありまして、演題発表の座長をすることでした。
座長というのはその学会発表の司会進行や時間管理を行ったり、代表して質問をしたりとその発表がより有意義なものになるようにすることが役割となります。
担当している発表の前に、当日に向けて発表の分野の勉強をしたり、直前には発表者の先生に挨拶をしたりと準備を整えて本番に臨む必要があります。
参加者の方が発表の分野に対して興味が少なかったり、発表が難解であったりすると質問が少なく盛り上がりに欠けることもあるのですが、
座長の心配は杞憂に終わり、発表は会場からも質問がたくさん出て、非常に盛り上がりました✨
コロナの影響を受けて学会もオンライン開催になったりとしていましたが、
こうして実際に参加してみるとその場で自分の患者さんについて議論したりとオンラインにはない良い時間を過ごすことができました。
今回得た知見を明日からの診察や患者さんたちに生かしていけたらと思います❗️

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