2019年12月02日

雨合羽と心臓病。

気温も寒くなって、冬らしくなってきましたね!
冬よりも夏の方が好きな冷え症の獣医師立川です。


私は子供の頃から外遊びが好きで、大人になった現在も釣りやキャンプなどを趣味として子供と楽しんでいます😃

先日、釣りに出かけたのですが天気予報がはずれてかなり強い雨となってしまいました☔
そこで準備していた雨合羽を着て釣りを続けたのですが
雨合羽は買ったのが10年以上前のものだったので、
雨足の強さも手伝って完全に浸水!
釣りが終わる頃にはビショビショに😵

その日は大分気温も低かったので体の芯まで冷えてしまいました.....


もう雨合羽がその意味をなしていないと判断して、雨合羽の購入を決意!
ネットで検索して、最近の雨合羽事情を勉強します。

アウトドアのアクティビティで使用する雨合羽で大切なのは、
防水性透湿性とのこと。
防水性は文字通り水の侵入を防ぐ力のことで、
透湿性とは雨合羽の場合は内部の汗などからできた蒸気を外部に透過する力のことをいいます。


色々な素材を各社開発し、色々な雨合羽(カッコよくいうとレインウェアと言うそうです)が出ていますが、
より高機能な雨合羽には『ゴアテックス』という素材を使ったものが使用されています。
ゴアテックスは非常に高い防水性と透湿性を兼ね備え、アウトドア用品では高い人気を誇る素材のようです。

近々、奮発してゴアテックスの雨合羽を購入しようと思っています!

さて、そのゴアテックスですが、
『ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を延伸加工したePTFEフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して作る。(Wikipediaより)』
素材となっています。


このゴアテックスの元となっている『ePTFE』がワンちゃんの僧帽弁閉鎖不全症を治す時に使用する糸にも使われているのをご存知でしょうか?
僧帽弁閉鎖不全症は心臓の左側の部屋にある血液の逆流防止装置である弁自体の変性と弁を支える腱索という糸が切れたり伸びたりすることで発症しますが、
手術ではこの切れたり伸びたりした腱索を人工物に取り替えることで弁の位置を正常に戻し逆流を減らすことができます。

心臓.jpg

ずっと動いている心臓に使うものなので大事になってくるのは適度な粘性と弾性、そして耐久性があることと考えられており
ゴアテックスの材料である『ePTFE』は最適な材料とされているようです。

そんなすごい素材である『ePTFE』には、雨合羽でも心臓手術でも今後もお世話になりそうです。
posted by ベルスタッフ at 21:12| 診療日情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする